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身体活動の運動強度を理解する

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※体重60Kgの人が60分 カラダを動かしたときの目安※

定期的な運動は、心身の健康を増進し、生活習慣病のリスクを減らすのに役立ちます。しかし、「どの程度の運動が自分に適しているのか?」「分かっていても、時間がなかなか取れない」と悩む方も多いでしょう。そんなときには、下記を参考にしてみてください。

身体活動で消費されるエネルギー量は、体格・運動の時間・運動の強度によって異なります。定期的な運動時間を設けることが難しい場合でも、運動の強度を意識することで、普段、何気なくしている活動も運動になっており、健康増進効果が得られていることに気付けると思います。


実践のためのアドバイス:

1. 日常生活での活用

通勤時の歩行速度を少し上げる

掃除や洗濯などの家事を意識して行う

階段を使うなど、活動量を増やす工夫をする

2. 継続のコツ

好きな活動を中心に組み立てる

徐々に強度を上げていく

活動日記をつける

3. 注意点

体調に合わせて強度を調整する

急激な運動強度の変更は避ける

 

自分に合った運動を選び、無理なく始めることが大切です。まずは軽い活動から始め、少しずつ、運動の強度や時間を増やしていくことをお勧めします。運動だけではなく生活の場面でも身体活動を増やすことができますので、ライフスタイルに合わせて取り組むことが大切です。

 

なお、最近のスマホやリストウォッチには身体活動の運動強度を自動的に測定してくれるアプリを搭載しているものもあります。運動強度の基準単位としてMETsという指標を使っています。METsについてご関心のある方は、下記【参考】の記事をご参照ください。

 

參考資料 

  1. 身体活動とエネルギー代謝 | e-ヘルスネット(厚生労働省) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-02-003.html

  2. 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(厚生労働省)

活動量の評価法 | e-ヘルスネット(厚生労働省) https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/exercise/s-03-001.html

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