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血圧の基礎知識

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高血圧は多くの人々が抱える一般的な健康問題ですが、自覚のないまま生活している人も少なくありません。高血圧は若い世代でも発症する可能性がありますが、特に45歳を過ぎると発症リスクが高まります。放置すると危険な状態を招く可能性があるため、血圧とは何か、そして定期的な測定と健康的な生活習慣の重要性を理解しておく必要があります。
 
血圧の測定値は2つの数字で表されます。1つ目は収縮期血圧(上の数字)、2つ目は拡張期血圧(下の数字)です。これらの数値は、いずれも血管の壁にかかる血液の圧力を示しています。収縮期血圧は心臓が血液を体中に送り出す際の圧力を、拡張期血圧は心臓に血液を再び満たす際の圧力を表しています。
 
例えば、血圧計で152/73という測定値が出た場合、152が収縮期血圧、73が拡張期血圧を示しています。高血圧の目安は135/85 mmHg以上とされています。1回の測定でこの範囲を超えたとしても、大きな心配は必要ありません。しかし、継続的に高い数値が出る場合は、医療機関に相談することをお勧めします。なお、個人の健康状態によって、医師から異なる目標値が設定されることもあります。

 

自分の血圧を知り、定期的に測定することで、変化を早期に発見し、医師から適切なケアや指示を受けることができます。健康管理の基本として、ぜひ血圧測定を習慣づけましょう。

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